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材料ガイド

シリコーン消泡剤:コンパウンド、エマルション、粉末の選定

実液に合う供給形態を選び、破泡速度、持続性、付着物、後工程への影響を評価します。

有効な消泡試験では、泡を生じる液と装置を再現します。排水、パルプ洗浄、繊維加工、乾式建材配合では添加方法が異なります。既存の泡を速く壊すのか、循環時の発泡を防ぐのか、塗工・接着前に混入空気を除くのか、目的を先に定めます。

VECNORA には濃縮シリコーンコンパウンド、水系エマルション、粉末があります。供給形態ごとに分散方法が異なり、有効分が高いだけで性能、使用量、計量の容易さは決まりません。付着物、浮き油、製品欠陥を許容範囲に抑えながら安定運転できるかを評価します。

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選定時の確認事項

  • 実際の pH、温度、界面活性剤、懸濁固形分、液の滞留時間を記録します。
  • 混合・計量設備に合う供給形態を選び、希釈液を保存する前に安定性を確認します。
  • 初期泡高、消泡過程、繰り返し撹拌後の再発泡を測定し、一度の振とうだけで判断しません。
  • 添加位置、追加間隔、撹拌履歴を記録して再現性を確保します。
  • フィルター、槽壁、後工程の塗工・接着面で付着物や相溶性不良を確認します。

濃度と供給形態を添加工程に合わせる

VN-SI-1110 は有効分 100% の PDMS・ヒュームドシリカコンパウンドで、25°C の粘度は 20000~80000 mm²/s と記載されています。パルプ洗浄、工業洗浄、排水向けの検討品であり、粘稠な無水形態に合う添加方法が必要です。アルカリ工程向けという説明は、共通の pH・温度上限を意味しません。

VN-SI-1113 は公称シリコーン濃度 30% のエマルションで、現行規格との照合が必要です。VN-SI-1111 は有効分 90% と記載されるシリコーン樹脂・充填材系の粉末です。有効分の定義と分散状態を確認せず、供給品の同重量で三つの形態を置換しないでください。

持続性不足と二次的な不具合を調べる

同じ実液で無添加、基準品、候補品を比較します。循環系ではポンプ運転や撹拌を繰り返し、時間とともに泡が戻る様子を記録します。初期破泡が速くても再発泡が速い場合は、添加時期、分散、持続性を見直します。初回添加量の増加だけで解決するとは限りません。

消泡が良好でも付着物が出る場合は、希釈方法、液滴分布、相溶性を確認します。塗膜にはじきが出るなら泡高だけでなく仕上げ工程全体を試験します。乾式配合では粉末分布と加水時のぬれを調べます。試験液の組成と混合順序を承認記録に残します。

公表されている製品情報の比較

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公表されている製品情報の比較
カタログ項目VN-SI-1110VN-SI-1113VN-SI-1111
化学名記載なしシリコーンエマルジョンシリコーン樹脂、充填剤
組成PDMS、ヒュームドシリカ記載なし記載なし
有効成分含有量100%記載なし90%
シリコーン濃度、%(標称)記載なし30記載なし
25°Cにおける動粘度20000–80000 mm²/s記載なし記載なし
外観白色から淡黄色の粘稠液体記載なし記載なし

数値はカタログの単位と記載条件を保持しています。記載のない値は不明であり、ゼロではありません。項目が似ていても互換性は確認できません。各グレードの全表、最新のTDS、用途試験結果を確認してください。

代表製品と確認できる仕様

選択質問

有効分 100% なら水へ直接添加できますか。

いいえ。供給材料の濃度を表す値であり、実液と計量設備に合う分散・希釈方法が必要です。

濃度が違う品種はどう比較しますか。

まず濃度の定義が比較可能か確認します。そのうえで供給品量と有効分換算量を記録し、添加方法と工程条件をそろえます。

消泡剤の相談には何が必要ですか。

実液、pH・温度範囲、発泡機構、現行処理、計量設備、後工程の表面要求をお知らせください。乾式配合への添加か液への添加かも必要です。

このガイドで扱う製品

必要な材料についてご相談ください

製品モデル、用途、必要な特性を共有します。現在のTDS、SDS、およびご検討中のグレードのサンプル情報をお問い合わせください。

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